2010年8月21日土曜日

青春18切符で山陰へ旅行 2010年8月14日(土)パート1

普通列車で遠くへ旅行するときに心強いのが「青春18切符」。
1人1回2300円で普通、快速列車に乗り放題の切符です。
ただし、新幹線、特急、急行、普通・快速の指定席には乗車できません。

●邑久5時23分~岡山5時49分●
今回の出発は赤穂線の邑久駅から。朝の4時半ごろに起きて5時に祖父母の家を出るという過去一番早い旅立ちとなりました。

早朝の邑久駅には駅員はおらず、そのまま電車に乗り、ハンコは岡山駅で駅員に事情を説明して押してもらいました。



瀬戸大橋線ホームにはなんと2両編成の快速マリンライナーがいました。しかも車内はガラガラ。こんなマリンライナーは初めて見ました。

快速マリンライナーを見ると、あの時の旅行をふと思い出します。




こちらは山陽本線広島行き普通列車です。

まだ朝の6時台ですが旅行客の姿が多く見られました。(みんな青春18切符旅行者かな?)





最近増殖している末期色の117系です。

全身黄色だとなんか違和感を覚えます。




▲岡山6時19分~上郡7時08分▲

岡山から山陽本線を上郡まで走っていきます。

しかし、人が多いこと! 朝の通勤ラッシュ以上に車内が混みあっていました。青春18切符の時期、岡山~姫路は必ずと言っていいほど混雑しており、通称「岡姫地獄」と呼ばれています。

やってきたのは115系4両編成。もっと編成を増やしたり本数を増やしてほしいものですが・・・。


朝からいきなり1時間立ちんぼうという地獄を味わいました。

1時間弱で兵庫県の上郡に到着。ここで降りた乗客はわずかでした。

兵庫県に帰って来ました(笑)しかし本当の旅はここからです。


◆上郡7時26分~智頭8時09分~鳥取9時25分◆



ここから鳥取県の智頭まで智頭急行を使います。

・・・え!? 智頭急行ってJRじゃないやん! ・・・はい、智頭急行の料金を別に払って乗車しました~。






 時刻表で調べたところ、安くて上手いこと鳥取へ行くには智頭までスーパーいなば1号に乗車すると9時頃に着くということで、乗車券と特急券を払って乗車することにしました。

足元の乗車案内には、かわいらしい因幡の白兎が描かれていました。

岡山から来たスーパーいなばはここで進行方向を変え、智頭急行に入っていきます。





座席はご覧の通り。サンダーバードの座席と色違いです。座り心地は硬めですが安定しています。

振り子式車両なので走行中は立っているとかなりの揺れを感じます。




智頭急行線内は最高時速130kmで爆走します。

振り子式車両なのでカーブでも高速で通過することができます。

上郡の次の佐用で、倉吉発京都行きスーパーはくと2号がいました。




佐用発車後、スピードを出して走行していましたが急にガクンとスピードが落ち、田舎の小さな駅に停車しました。信号待ちで停車ということでドアは開きません。2分ぐらいたつと1両編成の普通列車がやってきました。


朝がものすごく早かったのでいつの間にか寝ていましたzzz・・・。

気がつくと左手には因美線が合流し、智頭に入線していました。慌てて降りる準備をして下車しました。

スーパーいなばは智頭からJR西日本の運転士に交代し、鳥取へと姿を消しました。



鳥取方面からキハ47系首都圏色がやってきました。

一番後ろに連結されていたのは・・・






キハ47系姫新線色でした。

姫新線色の編成も今もなお鳥取方面で活躍中です。

キハ187系とのツーショットを撮ることができました。




因美線は智頭で運転系統が分かれています。

智頭以南(津山方面)はキハ120系が運転されています。

なお、因美線の智頭以南は恐ろしいほど列車の本数がありません。



智頭は智頭宿があり、その昔、因幡街道と備前街道が合流する所であり、両街道の宿場町として栄えました。

今度時間があればゆっくり訪問してみたいものです。





智頭は杉の町でも有名。

なんと言えばいいのか;酒蔵で見られる杉の玉。杉の町らしい一品です。




智頭町の観光案内板です。

智頭の地図です(笑)





ここから鳥取までは先ほどのキハ47系に乗車します。

国鉄時代からのこの気動車も今もなお現役バリバリで運転されています。




智頭を出ると、一級河川の千代川(せんだいがわ)に沿ってのんびり走ります。

因美線では美しい山々と川を見ることができます。







鳥取を目指して列車はのんびり進みます。

朝靄の中をのんびり走るのもいいですね~





ボックスシートの風景を一枚パチリ。

国鉄ムードが漂う車内でディーゼルエンジンを聞きながら旅をする、これこそが青春18切符の醍醐味ではないでしょうか!?




郡家で下車。本当は鳥取まで乗り通すつもりでしたが若桜鉄道の車両に乗りたくなったので下車しました。

運がいいことに、郡家でJR西日本、智頭急行、若桜鉄道の車両の並びを撮ることができました。



若桜鉄道の車両は鳥取まで直通しています。また、一部の列車は山陰本線の宝木まで足を延ばします。

若桜鉄道の車両です。先ほどのキハ47系の10分後の発車なので乗り換えの予定は狂わずに済みます。




郡家を出ると、周辺にはだんだん家が多くなり乗客もどんどん増えてきます。

右手に山陰本線と合流するとまもなく鳥取に到着。立派な高架駅ですが架線は張られていません。



鳥取は鳥取県の県庁所在地ということもあって超立派な高架駅となっています。

鳥取から京阪神へはスーパーはくとが、米子・出雲市・益田へはスーパーまつかぜ、スーパーおきが運転されています。

さあ、ここからは米子を目指します。続きはこちら

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